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アウトドア百人一首三十五~人はいさ~

2012.10.05 09:52|アウトドア百人一首
 さて今回で三十五首目。残り六十五首です…先は長い長い^^;

 三十五首目は歌よりも人のほうが有名ですね。

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之
 短歌を変換するときって、ホントに困りますね^^;つらつらっと「香ににほひける」を入力してEnterキーを押すものなら、「蟹二歩引ける」になってしまうし(爆) 蟹さん、二歩引いてどこいくん?って感じ(笑)

 ま、それはともかく、紀貫之といえば「土佐日記」の作者。平安時代トップクラスの歌人ですね。

 どうしても教科書に出てくる(今は知らん)のは「土佐日記の紀貫之」ですけど、歌も藤原定家に次いでたくさんの歌が残っています。

 この歌も彼が中心になって編纂した「古今集」の中に収められていたものの一つです。意味はこんな感じです。

あなたはどうでしょうね。他人の心は分からないけれど、昔なじみのこの里では、梅の花だけがかつてと同じいい香りをただよわせていますよ。
 


 何となく恋愛っぽい歌なんですけど、そうではないみたいです。

 この歌は奈良の長谷寺に参詣に来た紀貫之が、久しぶりに親しくしていた宿屋に泊ったところ、宿の主人が
「ウチの宿は全然変わらないのに、あなたはすっかり変わってしまいましたね。」
 と少々皮肉を込めて言ったのに返歌で答えたのがこの歌です。

 紀貫之の返歌をもっとわかりやすく言うと、
 「あんたこそ変わったやんけ!わしのこと、ちゃんと覚えとったんか!この辺の里の梅の香りは全然変わらんのになぁ~。」

 まあ、ちょっとケンカ腰になった感じですけど、決してそうではなく、たぶん「ちょっと会わないうちに、お互い年をとったなぁ~。」みたいな感じなんでしょうね(*^_^*)

 今年もあと2カ月ちょっと。一年がたつのが早いですね…。

 ということで、アウトドアになるとこうなります。


アウトドア百人一首三十五



 今回は思ったより楽だったかも?
 
 ちょっと時間がかかったのは、やはり「昔」ですね。「ぞ」も少ないです^^;

 「ぞ」は歌碑のあるところを中心に探していますけど、だいぶ使いました…。
 あと、街の飲食店とか「どうぞ」って書いてあるところがないか…を探していますけど、最近は「シャッター商店街」が多くて難儀しています。

 ちなみに冒頭の「人」はドラえもんの映画ですね(笑)

 さて、ここでお願いです。

 今一番苦労しているのは「恨み」という字なんです。

 実はこれが全くないので、非常に困っています^^;

 まあ「恨み」という字が巷にあふれていたら、それはそれで大変!…困っているのは私だけ(爆)

 調べてみてありそうなのは、沖縄と韓国。(長恨歌の歌碑があるらしい…。)

 もし見かけたら教えてください(* ̄m ̄)


アウトドア百人一首三十四~誰をかも~

2012.09.06 09:31|アウトドア百人一首
いよいよ来週からは遠出が可能。その前にインドアネタを出してしまいたいものです(* ̄m ̄)

 もっとも出してしまいたいのがこの「アウトドア百人一首」ですけど、なかなか字が集まらないですね…特に今回もご多分に漏れずありましたよ。

 ということで三十四首目は、本格的な秋に詠むにはあまりにも切なく哀しすぎるこの歌です。

 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔も 友ならなくに  藤原興風

 作者の藤原興風は紀貫之と同年代を生きた人だそうですが、あまり知らないですね^^;

 政治うんぬんよりも、文化芸術にいそしんだ人のようです。

 意味はあまりにも悲しいので訳したくはなかったのですけど、だいたいこういう感じだと思います。

誰を親しい友人としようか。高砂の松も、昔からの友人ではないのに。

 何が悲しいかというと、「老い」がテーマになっています^^;

 自分が年をとって、親しかった友人が一人二人死んで行って、自分の友人がいなくなってしまった。高砂の松は長寿で知られているけど、松は友だちになれないし…ということなんだそうです。

 なんだか切ないですね…現実に自分たちもこの境地に向かっているだけに、無視できない歌ですよ^^;

 早くに死んでしまうのは無念極まりないけど、最後に取り残されてしまった孤独も耐え難いものですよね。

 老後のあり方って、最近あるブログで拝見したけど、行政が老人を作ったりしてひとくくりにされたり、かといって孤独死もある今の社会。なんだか、お先真っ暗の老後へ向かって行きそうで、先行き不安になりますね。

 この歌、敬老の日に投稿しなくてよかったです。ワハハ!

 ということで、アウトドアになるとこうなります。

34誰をかも(1)


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 今回、一番苦労したのが「誰」です。出だしでつまずいたので、かなり苦戦しました^^;

 「誰」なんて、まずないです。ということで、探しに行ったのが映画館。

 イオ〇シネマとか、大手の映画館をあちこち行ったのですが、ないんですよね~~。上映中の映画にもよると思うんですけど^^;

 で、次はレンタルビデオ店。

 これはかなり恥ずかしかったですね^^;レンタルビデオ店でカメラ持ってウロウロ…誰が見ても変態です(爆)

 それでもなかったので、最後の頼みの綱、いわゆる「シネコン」で一個だけ見つけることができました。ああよかった~~~。

 あと、ちょっと苦労したのは「知」…これは佐賀県旧相知町でゲッツ!それと「昔」もあまりなくて、神社の由来書でゲッツ!

 幸いマンホールからも摂取できたので、地味ながらも完成することができました。ああ~~しんどかった^^;

アウトドア百人一首三十三~久方の~

2012.08.18 07:05|アウトドア百人一首
 たまった書庫が神社仏閣記事と、もう一つあったのがこちらでした^^;
 
 これも何とかお出かけができない今の時期に放出したいですけど…やっぱりない字があるんですよね…やっぱりil||li▄█▀█●il||li
 
 ということで、三十三首目はとても有名な歌、私が百人一首で一番最初に覚えた歌です。
 
 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則
 
 最初に覚えたこの歌、やはり意味が伝わりやすい歌ですよね。だからすっと覚えられたのかも?
 
 作者の紀友則は かの有名な紀貫之の従兄弟にあたります。この方も紀貫之同様、土佐にゆかりのある方のようですが、四十歳まで無職だったようです。その間、何をしていたんでしょう…^^;
 
 歌の意味はだいたいわかると思いますが、こちらをどうぞ。
 
柔らかな春の日差しの中を、桜の花びらが散っていく。こんなにのどかな春の一日なのに、花びらはどうしてこんなにあわただしく散っていくのでしょうか、静める心はないのでしょうか…。
 ああ、なんだか、かっこいい歌ですね(*^_^*)
 
 桜の散りゆく花びらの中に、黄昏ているかっこいい自分がいるような歌だ…。
 
 歌の中には「花」と書いてあるだけで、「桜」と書いていないのですが、誰がどう考えても桜とわかる歌ですよね。ここがこの歌のすごいところ、紀友則の表現力のうまさだと思います。
 
 もちろん、日本人が持っている桜に対するDNAを刺激する歌なのかもしれません。
 
 そんなかっこいい歌も、アウトドアになるとこうなります。
 


 
 今回は割と楽なほうでしたか^^;
 
 「づ」がちょっと苦労したかな…。案外見つかりにくかったのが、「心」と「散」です。
 
 「心」は割とあるようですが街中には少なくて、確実にあるのは「心療内科」の看板を出している病院なのですが、さすがに撮影しにくいです^^;
 
 「散」は確実なのは「散水栓」ですね^^;
 
 ただ、以外に「散水栓」はインドアのほうが多いんです。
 
 毎回毎回やれやれが続きますね…いつ終わるんだろうか。
 
 そう考えながら、三十四首目はこれまた厄介な字があります^^; 

アウトドア百人一首三十二~山川に~

2012.07.30 08:35|アウトドア百人一首
 さて 、すっかり月末ですね。月末恒例になって来た感じのある「アウトドア百人一首」。
 
 なんだかんだでオリンピックを見ていますが、それでもしっかり大河ドラマを見ている私。
 
 今日は「アウトドア百人一首」を投稿しようと準備していたのですが、昨日の崇徳院の怨霊のすさまじさに、今日は別のを投稿しようと躊躇したものです^^;
 
 いくらなんでもアレはやりすぎであろうと…まあ、それはさておき、今日は三十二首目です。
 
山川(やまがわ)に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり 春道列樹
 
 秋の歌ですね…早く秋が来ないか、この猛暑の中、毎日祈っています。
 
 作者の春道列樹(はるみちのつらき)ですが、その素性ははよくわかりません^^;
 
 学者の子息だったようで、官位も高くなかったようです。う~ん、突っ込みどころがないですね^^;
 
 歌の意味はこちら。
 
山の中の川に、風が掛けた流れ止めの柵(しがらみ)がある。 それは、流れが切れないでいる、美しい紅葉の集まりだったよ。
 「しがらみ」は擬人法ですね。これは流れてきた紅葉が柵になってせき止めているのが美しいといった意味のようです。柵に集まった紅葉ではなく、紅葉が柵になっているということのようですよ(*^_^*)
 
 京都は紅葉の名所が多いんで、どこの紅葉なのか調べてみたら、京都と今話題の大津市の間に流れる「谷の川」なんだそうです。
 
 山科のほうかな?って思ったら全然違って、銀閣寺の北の方から比叡山に抜けた方向の山道…昔からある古道のことみたいですね。
 
 最近古い道に興味があるんで(前出の草枕の影響)、いつか通ってみたいですね…完全武装で(爆)
 
 ということで、アウトドアになるとこうなります。
 
 


 
 今回は助かりました~~。「紅葉」が漢字で(笑)
 
 「もみぢ」だったら「ぢ」を探しに行かないといけなかったil||li▄█▀█●il||li
 
 今回は特別難しいのはなかったですが、「流」という字はちょっと少ないですね…。時期的にはあると思いますが、「博多祇園山笠」の時にため撮りしないといけないなぁ~って思いましたよ^^;
 
 「紅」の字は、こちらで有名な(北部九州、あるいは筑後限定かもしれんけど)、酒造メーカーさんのもの…あの「胡麻焼酎」で有名なところのものです(*^_^*)
 全体的に疲れた字が多かったような…百人一首も夏バテかも><
 

アウトドア百人一首三十一~朝ぼらけ~

2012.06.24 10:01|アウトドア百人一首
 いよいよ三十一首目に入りました。
 
 三十一首目の歌は冬の歌。なるべく時節を大切にして投稿していますが、百人一首を時節に合わせると、おそらく完成まで30年近くかかる可能性があります^^;
 
 赤いちゃんちゃんこを着る年齢を余裕で過ぎても、まだ看板の撮影をしているだなんて(笑)ワハハ!
 
 ということでこちらが今回の歌です(^_-)-☆
 
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪  坂上是則
 
 坂上是則(さかのうえのこれのり)…あまりなじみがないのですけど、どうやら、かの「坂上田村麻呂」の子孫だそうです。
 
 先祖は武人として誉れ高いのですけど、子孫は歌の才能があったようですね(^.^)
 
 で、歌を見ると…あらま!「有明」やら「吉野の里」!ご当地の歌?しかも、冬は雪が降ったことが何度もあったし!!
 
 …なわけないですね^^;意味はこちらです…。
 
ほのぼの夜が明けていくころ、外を眺めると、有明の月の光かと思うほどに、吉野の里に真っ白な雪が降りつもっているなぁ。
 
 「有明の月」とは「有明海の月」ではなくて、夜明が来てもまだ空に見える月のことです^^;
 
 で、「吉野の里」は奈良県吉野山の麓の里らへんでしょう。今でいうと、吉野杉の加工場がある付近かな?
 
 いずれにしても当地でないのは確かですね(爆)
 
 真冬、夜が明ける頃に起きて窓をキキュッと拭いてみると、ぼんやり白い雪が見えて、何か幻想的な景色に見えるときがありますね。いつもと違う夜明の景色にうっとりすることってたまにあると思います。
 
 我が家は朝が早いし、九州は夜明が遅いので、冬は案外そういう景色を見ることがあります。もっとも雪が積もるのは滅多にないのですけど、この冬はそういうことが何度かありましたね(*^_^*)
 
 でもこういう風流な気分になるのは一瞬、あとはなれない雪かきなどで大忙しの朝なんです。現実は厳しいものですね(笑)
 
 ということで、アウトドアになるとこうなります(*^_^*)
 

 


 
 
今回は割と楽でしたね(*^_^*)
 
 なにせ、「有明」と「吉野」と「里」は山のように当地にありますから(爆)
 
 「の」がなかったらまんまで使えますね(* ̄m ̄)
 
 「朝」は例の新聞社。「見」は波佐見町でゲット!
 
 ちょっと苦しんだのは「白」と「雪」。
 
 「白」はクリーニング屋さんで。「雪」は歌碑です。お酒の「雪」は、もうほとんどが出尽くしたので^^;
 
 なかなか簡単なようで、やっぱり難しいですね…。
 
 今回は簡単だったけど、次は「ぢ」が出る…。ああ、困ったわ。
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