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漱石ゆかりの石畳

2012.07.22 06:52|go!go!go!

 「草枕交流館」というところに行ってきました。
 
 「草枕」は夏目漱石の名作で、ご存じの方も多いと思いますが、ここ、玉名市天水町の「前田家別邸」で過ごした実話をもとに描かれた作品です。
 
 入ったら即座にビデオを見せられたのですが(爆)、これがことのほかステキなビデオでしたので、叔母がこのビデオに登場する「石畳」を見に行きたいとのこと^^;
 
 「おばちゃん、このクソ暑い中、見に行くの?」、「うん、おばちゃんも先が無かけん。」
 
 逆に命が縮むかもしれないような天気でしたが、文学好きの叔母はこういいだすと止まらないので行ってきました^^;
 
 が、実にこの「石畳」はわかりにくい場所にあるので、交流館の人に詳しく聞いて…それでもわからんやったので、数少ないお店の人に聞いてようやくわかりました。
 

 
 これが「石畳」のそばにある句碑。
 

家を出て 師走の雨に 合羽哉  漱石

 当時、漱石は熊本市にあった「第五高等学校」の英語教師をしていました。
 
 そのころ漱石は新婚さんでしたが、妻が流産したりして、何かと思うところがあったのかもしれないですね。
 
 暮れから年始にかけて旅をしたのが、ここ天水町にある小天(おあま)でした。
 
 「年末年始ぐらい嫁と一緒に居れ!」と、今の時代に生きる私ならそう思うかもしれませんが(笑)
 
 で、漱石は熊本市から小天にかけて、この山道を歩いて通りました。
 
 それがこの道…。
 

 
 
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
 草枕の有名な冒頭部分です。その山道がきっとこの道…だったんでしょう。漱石の作品は、特に冒頭部分にインパクトがあるものが多いですね。「吾輩は猫である」もそうだし…。
 
 現在は農道の先にあり、この石畳の部分は約1キロほどしか残っていません。
 
 本当は全部歩いてみたかったのですが、蒸し暑いうえに、帰りを考えると2キロも歩かないといけないし、しかも、雨の影響で石畳が濡れて危なかったので、半分ほど歩きました。
 

 
 
 
 
 
 
 頭上には…こんな杉が!
 
 人為的ではないと思いますが、どうやったらこう育つのか…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 おお~~と声が出る美しい石畳。
 

 
 ちょっとへたった部分が実に味わい深い石畳。
 
 ここを雉(メス)が横切って行きました。あっという間で撮影不可><
 

 
 叔母は「なんちゃって漱石」と化し、姿が見えなくなりました^^;お~い!
 

 
 下りもとても美しかったです。
 
 見た目の美しさは最高ですが、とても鳴き声がうまい鶯が鳴いていたり、蒸し暑かったけど、すぐそばを流れるせせらぎの音が実に心地よく、なるほど、「草枕ハイキングコース」の中で最も人気のスポットというのがよくわかります(*^_^*)
 
 大汗かいてしまったので、草枕温泉に入って帰りました。
 
 この辺り、なんでも「草枕」なんですよ(*^_^*)
 
 帰りに「前田家別邸」にも行こうと思ったのですが、また汗をかくのが嫌だったので、もう少し涼しくなったから出直そうと思います。
 
 
 漱石・草枕の里HP…http://www.kusamakura.jp/
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