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崇福寺

2010.02.25 14:56|寺院探訪


 あまりにも見所が多すぎて、ちょっと写真が多くなってしまい、重たくなってしまう方も多いと思いますが、とても素晴らしい見ごたえのあるところでしたので、ぜひ、最後までお付き合いください。

 九州には建造物の国宝が以外と少ないんですね…。

 昨年、熊本県の青井阿蘇神社で5つの建造物が国宝に指定され、少しは増えたようですが、わが県はゼロ!(爆)

 お隣の福岡県でさえもゼロ!

 では後は…というと、大分県に二つ(宇佐神宮本殿、富貴寺金堂)、そして長崎県の大浦天主堂とここ崇福寺に二つあります。

 一つの寺社で複数の国宝の建造物があるのは青井阿蘇神社とここだけなので、そりゃしっかり見ておかなければ!と、気合で入りました(^.^)

 上の竜宮城のような建物が崇福寺の三門です。

 崇福寺は寛永6年に創建、実は中国の明末期~新の初期の建築様式をそのまま輸入されたもので、このような建物は他に類がないということです。

 なので、全部中国の建物で、日本風にアレンジしたところがないということがポイントですね。

 ちなみにこの三門は国の重要文化財です。

 門の前には強くは見えないけど、個性あふれる狛犬さんが…。


 うむむむ…何と形容したらよいかわかりませんが、中華街で見た狛犬と違って、手の感じが両方とも人間っぽいですね(^.^)

 特に右の写真は子供を抱いているのですが(わかりにくい方、クリックしてみてください)、抱き方がまるで人間の子供を抱いているかのようです。

 今年の狛犬選手権、期待できそうです(^.^)

 三門の扉は怖い顔がありますが、実に見事!


 獣環(じゅうかん)と言います。日本ではここだけにしかないそうです。

なんというか、表の狛犬に比べてはるかにこっちが怖いのですが、この獣環、以前盗難にあったそうで、幸い戻ってきましたが、それ以後模造品をこちらに付けているそうです。

 なので、これは残念だけど模造品…本物はすべてお寺に保管されているそうです。

 階段のとこからの三門の風景は見事…


 ランタンが邪魔ですが、この時期仕方ないですね…。

 で、その国宝がこちら、「第一峰門」


 1644年創建。1696年改築。中国で切り組が行われ、唐船に乗せてここで組み立てた、純輸入の建築物です。

 国宝に指定されたポイントはもう一つ、この斗栱です。


 こういった斗栱は国内はここだけ、中国でもほとんどないそうです。

 色がほとんど落ちていないのがすご~~い!とはいえ、一体何が描いているのか、私にはわからなかった…けど、これはすごい!!

 門をくぐると、護法堂がすぐ横にあります。


 こちらは国の重要文化財です。とにかく…ここは、国宝と重要文化財ばっかり!

 かといって、国宝があるからとかの独特の「ヒヤヒヤ感」ってあまりないんですよね…。

 私に緊張感が足りないのか(笑)

 そんなこんなで、この護法堂には、三国志の関羽こと「関帝」と「観音様」そして「韋駄天」が祀られています。

 どれも素晴らしいのですが、特に若い韋駄天はかっこよかった!!


 ね、ね、ハンサムでしょ?アップで撮っておけばよかった!!しもた…><

 ところで、この韋駄天さん、関帝の前のお供え物をネズミが食べるので、ネズミを捕まえる役目もあるとか。

 実際に韋駄天の持っている武器にネズミが突き刺さっていたそうですよ。

 その横には鐘鼓楼があります。これも重要文化財。


 どうしても、何処から撮ってもこの竿が入ってしまう…(ToT)/~~~

 普通日本では鐘だけの「鐘楼」ですが、こちらは太鼓も鳴らすんだそうです。

 なので、鐘鼓楼と呼ばれるそうです。

 そしてもう一つの国宝がこちら、大雄宝殿


 1646年創建。こちらの本堂です。本尊は釈迦如来。

 護法堂は観音様ですが、こちらは本尊の釈迦如来なので、一段高い位置にあります。

 観音様が中国風なのに対して、こちらの本尊の釈迦如来はどちらかといえば、インド風…もしくはガンダーラ風でしょうか?

 スレンダーな若々しい姿です。もちろん、上から下までゴールデン!!

 ここの大雄宝殿で、目につくのが、こちら…


 「擬宝珠付き垂花柱」といい、橋の欄干に建っているアレが逆さになっているんです(^.^)

 なんで、こういう作りなのかはわかりませんが、まず日本のお寺にはないと思います。

 なんだか見るものすべてが新鮮な感じです。

 そしてこちらも国の重要文化財の媽祖堂門…


 横から撮っているのでわかりづらいと思いますが、これは媽祖堂と方丈や大雄宝殿とを結ぶ、渡り廊下の役割も果たしています。

 私が撮った撮り方だと、完全に「渡り廊下」ですよね(^.^)

 でも、媽祖堂から見ると、確かに門(^.^)

 そして、やっぱり黄檗宗ならではのこちら…


 この魚板、天保2年からあるそうです。

 ということは、江戸時代から…あまり痛みがない…それだけ頑丈なのかな?

 とにかくここはすごいお寺でした。

 ミラクルな感じは全くなく、どれも素晴らしいものばかり。

 とてもではないですが、私のつたないブログを読むよりも、実際行ってこられたほうが間違いなくびっくりすると思います。

 ただ、残念なことに、こちら御朱印は無し…。

 これだけ国宝と重要文化財だらけなのになぁ~。

 それでも、行く価値は十分あります。写真もまだたくさんあったけど、これで精いっぱいです( 一一)

 
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