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見るべきものが多い【三井寺】

2009.11.27 10:41|寺院探訪


 降りしきる雨の中、石山寺門前で昼食をとり(石山寺にはあまりにも長くいたので…。)、電車で行こうか迷ったけど、風邪ひいたらかなわんので、タクシーで三井寺まで行きました。

 非常に古いお寺で、天武天皇より「園城(おんじょう)」の勅願を賜ったので、もともとは「園城寺」と呼ばれていましたが、ここに天智・天武・持統天皇の産湯に使われた霊泉があり、「御井(みい)の寺」と呼ばれて、その後「三井寺」と呼ばれているそうです。

 現在はどちらも使われている名前ですが、有名な「三井の晩鐘」があることから、三井寺と呼ばれることが多いようです。

 上の仁王門の仁王様は講師が邪魔して写すことができませんでした。

 ハートにドキュン!とまではいかなかった…(笑)

 そして雨が降っていたので、普通のルートとは違った歩き方をしました(^.^)

 本当は先に金堂に行って、「三井の晩鐘」をついて…ってなるのだけど、「三井の晩鐘」は最後についておきたいと思ったので、秘仏のある観音堂へと行きました。

 その前に、三井寺五別所の一つで、現地に移築された「微妙寺」で、御朱印をいただきました。


 こちらの本尊は十一面観音(平安初期・重文)で、湖国十一面観音霊場の第一札所になっています。

 琵琶湖周辺は十一面観音が多いのかな…みうらじゅんさんの本にも書いてあったような…と思いつつ、秘仏がある西国霊場の観音堂へと向かいます(^.^)

 ここから観音堂までの紅葉が一番きれいでした(^.^)




 山全体としては、今週末が一番の見ごろかもしれませんね(^.^)

 ちょっと琵琶湖の景色がビルで見にくいけれど、時折垣間見ながら、観音堂へ登っていきます。

 こちらが観音堂。


 こちら、33年ごとに秘仏の御開帳があるのだけど、今回花山法王千年御忌を記念して、今回のみ31年ぶりの御開帳になりました。

 石山寺ではあの素晴らしい秘仏はパンフレットもなく、何もなかったけど、こちらはいきなりパンフレットとともに渡されたチラシにドドンと秘仏が!!


 宝冠がすんごく豪華!!さすが秘仏って感じです(^.^)

 大きさは、石山寺の秘仏に比べれば小さいほうですが、この宝飾の凄さは他に類をみない如意輪観音のようです。

 んで、ここで石山寺で買った「ミニ般若心経」をさっそく取り出し、お経をあげて秘仏を堪能しました。

 お年寄りや足の不自由な人のため、少ないけれど椅子が用意されていました。いたれりつくせり…❤

 本堂の中は結構狭いと感じながらも、御朱印をいただいて、唐院へと向かいます。

 途中、素敵な石仏に会う…。


 衆宝観音と呼ばれているそうで、信仰すると財が貯まり、出世するとのこと。

 この観音様の後ろの黄葉が素敵だったので、一緒にパチリ❤

 この首を傾げた姿が美しかったけど…きっと「さぶい」と思っているのだろうなぁ…。

 唐院に入ると、あらま、珍しい「リュウゼツラン」がお出迎え!


 数年に一度しか咲かない花なんですけど、漢字で書くと「龍舌蘭」。

 龍の舌に似ているからつけられた名前の蘭なんだそうです。

 しかし、龍の舌を見た人っているのだろうか…。

 だって…ねぇ。舌を見たってことは、そのあとは食べられたということになる…わけでしょう(笑)

 しかし、琵琶湖には昔、龍がいたという伝説が多いので、見た人は案外いたかもしれませんね。

 それを裏付けるものがここにはあるのですが、それはもう少し先で(^_-)-☆

 かの有名な「弁慶の引き摺り鐘」!!


 暗くて見えにくいかと思いますが、写真右には引きずった跡がくっきり残ってあり、弁慶が三井寺との戦で戦利品として比叡山に持ち帰ったこの鐘、三井寺に帰りたくて「イノー、イノー」と響くので、「そんなに三井寺に帰りたいか~!」と弁慶が谷底に突き落としたと言われています。

 今でも、そのときできた傷というものが残っていますよ。

 とにかく、こんなでかい鐘を引きずるなんて、なんか凄すぎる!!(爆)

 まさに超人、弁慶ですな(^.^)

 そしてここに、素晴らしい芭蕉の俳句がありました(^.^)


三井寺の 門たたかばや けふの月 芭蕉


 ここ、三井寺の月は有名で、本当に的を得た素晴らしい芭蕉の俳句です。

 そしてこの字、かの「榊莫山」氏の書です。

 ちょ~っと、この字は凄すぎて、なんとかもらって帰りたい石でしたよ(笑)

 ちなみに彼の字は「1字100万円」だそうです(驚)
 
 そして、国宝の「金堂」です。


 こんだけ離れないと、全体がおさまらないくらい、非常に大きな金堂でした。

 そして金堂北側は…


 チッ!!あの看板がなかったらのぅ( 一一)

 写真左側に見えるのが、「三井寺」の名前の由来になった、閼伽井屋です。

 ここは今でも水がわき出ています。

 常にゴボッゴボッとかなり大きない音を立てて水がわき出ているんですよ(^.^)

 そしてこの閼伽井屋の蟇股には、かの有名な左甚五郎作の「龍」がかけられています。

 あまりにも素晴らしかったので写真に撮ったのですが、暗くて高くて露出が難しかったので、パンフレットからどうぞ!


 実はこの龍が、夜な夜な琵琶湖に出てあばれまわったために、左甚五郎が困り果てて、龍の目を自ら五寸釘で打ち込んで沈めた…という伝説があります。

 まあ、それだけリアルということなのかもしれませんが、実際に見てわかるように、片方の目だけがつぶれていますね(^.^)

 金堂内部にいても、この霊泉がわき出るゴボゴボという音は聞こえるんですよ。

 その金堂内部には平安時代から江戸時代までの素晴らしい仏様が降りましたが、ここで思いもよらず、素晴らしい円空仏に出会いました。

 絵葉書からどうぞ…中は当然撮影禁止でした(^.^)


 居眠りしていた爺さんを起こして買った円空仏の絵ハガキ…後一枚ありますが、またの機会に…。

 そして三井の晩鐘をつきました(^.^)1回、300円です。

 高いか安いかはいろいろですが、私はついてよかったと思います。

 その素晴らしい鐘の余韻は、さすが「三井の晩鐘」にふさわしい、本当に感動的でした(^.^)

 越前屋さん、私のついた鐘、聞いてました?(笑)

 そして御朱印…

 左側が、別所「微妙寺」のもの、右側が西国霊場三井寺「観音堂」のものです。


 同じ観音堂ということで、「大悲殿」なのかな?

 本尊御開帳でも、朱印の書いている字は変わらないんだ…。

 こちら三井寺は見るべきものが非常に多く、紅葉も見ごたえのありそうなところでした。

 なので、紅葉と本堂などは別に投稿したかったけれど、紅葉も少なかったし、なんか中途半端な記事になってしまいました。

 おそらく、ここは今週末が見ごろでしょう。

 大津もいいところでした(^.^)

 たった2ヶ所のお寺しか行っていなかったけど、雨にもかかわらず、見るべきもの、感じるものが非常に多かったと思います。

 いずれはレンタカーを借りて琵琶湖一周の旅もいいかもしれません。

 ちょっとお寺の記事が続いたので、明日は大津で見つけた珍しい”もの”を投稿したいと思います。

 分類すると「マンホール」…かな?(笑)
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