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大好きな祇王寺

2008.12.04 16:07|寺院探訪
 宝筐院からワッシワッシと歩いて15分ほど、祇王寺までやってきました。

 ここは京都のお寺さんの中でも特に好きなお寺で、もう何度も訪れているところです。

 しかし行くたびに人が多くなってきているような気がする…(T_T)

 私が初めて祇王寺に行ったのは平成元年ぐらいだったと思います。

 たしか今では懐かしい響きの”接待旅行”というヤツ…(*^_^*)

 京都の方の案内で連れて行ってもらったのが初めてで、そのころはボチボチしか人はいなかったのに…おそらくは平成6年にここを再建した高岡智照尼が亡くなってから多くなったのではないかと思います。

 しかし…肩がぶつからないのが不思議なくらいの人人人…。

 狭い草庵にはふさわしくない大勢の人です。

 さらに2時を過ぎたばかりだというのに、もう暗くなってきている!!

 嵯峨野の日暮は恐ろしく早い\(◎o◎)/!


 しかしまだ明るいところもあったので幾分いい写真が撮れました。

 山門の屋根に紅葉がちらほら…。

 嵯峨野では最も遅いと言われる祇王寺の紅葉…。

 しかし人を魅了するのは苔庭とのコラボレーションではないかと思うのです(*^^)v


これは足を止めてしばし眺める…。

 苔庭片隅に「土蜘蛛灯篭」があります…平べったい燈籠だからでしょうか…?


 ここ祇王寺は平家物語で知られる平清盛の寵愛を受けた白拍子「祇王」と妹「祇女」、母「刀自(とじ)」、そして祇王の代わりに清盛の寵愛を受け、また祇王と同じ清盛に捨てられた同じ白拍子の「仏御前」の出家の地、墓があることでよく知られていますね。

 その女4人は清盛の死後もちゃんと供養しています。

 平家物語ではあまり清盛については良く書かれていませんが、捨てられてもなお菩提を弔う清盛の愛人とその家族…そして自分の代わりに寵愛を受けた仏御前…それだけ清盛は素晴らしい人物だったのでしょう。

 こら一度お会いしたかったな(^◇^)

 しかし仏御前を受け入れた祇王も素晴らしいではありませんか。

 普通では自分を貶めた(この場合は祇王が仏御前のことをタカをくくっていたというのが正解かも?)仏御前を受け入れるなんてとてもできませなんだ…(+o+)

 その4人の像がここに安置されています。

 母刀自と妹の祇女…。(左から)


 そして祇王と仏御前…(左から)


 4方の写真は「京の古寺から 12 祇王寺」より掲載させていただきました。

 やはり親子は似ているものの、仏御前の顔は違うのだ…(+o+)

 このようにすごい波乱の人生を歩んだ女性はやはりそういう人を呼んでくるのか…ここを再建された高岡智照尼もその一人です。

 大阪一の芸奴で時の西園寺公望や桂太郎がひいきにした売れっ子で、その後恋愛関係のもつれから小指を剃刀で切り、渡米するも破局。

 帰国してからは女優として活躍するも奈良で出家。

 その後荒れ寺同様の祇王寺の庵主となり、このような素晴らしい紅葉の名所として復活したのです。

 その波乱の人生は平成6年98歳で幕をとじ、瀬戸内寂聴さんのロングセラー小説「女徳」のモデルとして描かれています。

 やはり好きなお寺のこととなると長くなってしまいました。

 御朱印です…。


 ここでは書かれたものがあらかじめ用意されています。

 普段はどうなのでしょう?

 名残惜しそうに…


 やはり何度来ても祇王寺はいいお寺なのだ!!

 世間が見逃すはずがないではないか\(^o^)/

 暮れゆく嵯峨野を足早に二尊院へと向かいます…。
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